スマホ・ゲームが学習に与える影響

一般家庭で急速に普及しつつあるスマホ・ゲームが子供の学習に影響を与えています。子供にゲームやスマホを与える際、細心の注意を払う必要があります。2016年には東北大学の竹内光准教授、川島隆太教授らが小児を数年に渡って追跡。データ収集の結果、ゲーム習慣が神経メカニズムの発達や言語知能の低下と関連していることが明らかになりました。

また、仙台市と東北大の共同研究の結果、通信アプリの長時間使用が統計的に学力低下を引き起こすことも発覚。長時間通信アプリを使用している中学生と1時間未満使用している中学生を比較してみた結果、勉強時間が全く同じにも関わらず、数学の平均点数が10点以上も低下という驚くべき結果になりました。特に2~3時間以上使用している子は要注意です。

同研は1日1時間以内の使用を推奨しています。

また、過度なゲーム依存はゲーム時間と勉強時間がトレードオフの関係になるためにどちらにしても望ましくありません。

以前はゲーム機とゲームソフトを与えなければ、子供にゲームプレイを制限することが出来ました。今ではスマホの普及が急速に進んでおり、社会がこの問題と本格的に向き合う時代になってきています。

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